2017年にノーベル平和賞を受賞した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)国際運営委員の川崎哲さんは、自身のブログを更新し、「本当にうれしい」と日本被団協の受賞決定を祝福した。
川崎さんは「つらい記憶を思い出しながら、きつい体にむち打ちながら、被爆の実相を語ってきた一人一人の顔が思い浮かぶ」と振り返った。
その上で、「日本が核兵器廃絶に向けて世界を主導する役割を担わなければならないと思い起こす好機」と指摘。「今こそ、武力によらずに諸国民の信頼と国際協調によって平和を作るという原則を高く掲げるべきだ」と訴えた。
2024年10月11日 20時45分
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