「最高の舞台にふさわしい将棋を」=藤井七段



最年少記録でのタイトル初挑戦を決めた藤井聡太七段(17)は4日、対局終了後に記者会見し、今の心境について「挑戦するという実感が湧かない。なかなかタイトル戦の舞台まで行けなかったので、今回達成できて前に進めたのかなと思う」と、やや緊張気味の表情で話した。

対戦相手の渡辺明棋聖(36)については「非常に攻めが鋭い将棋の印象。最近特に充実されていると感じている」と語った。

プロ入りの時からの大きな目標だったタイトル戦への挑戦が実現することへの思いを聞かれると、「トップ棋士とじっくりと戦うことができるので、5番勝負を通して自分も成長できるかなと思う。最高の舞台にふさわしい将棋を指したい」と意欲を見せた。

〔写真説明〕棋聖戦の挑戦を決め、笑顔を見せる藤井聡太七段=4日午後、東京都渋谷区の将棋会館

2020年06月04日 21時09分


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