国内重症者、最多1014人=新たに5532人感染―新型コロナ



国内では20日、新たに5532人の新型コロナウイルス感染が確認された。厚生労働省によると、同日時点の全国の重症者数は前日から13人増の1014人となり、17日連続で過去最多を更新した。死者は大阪府で12人、東京都で10人など全国で計92人増えた。

都内では新たに1274人の感染が確認された。1000人を上回ったのは8日連続。都の基準による重症者は前日比5人増の160人となり、過去最多となった。年代別の新規感染者は20代が272人と最多で、30代213人、40代211人などと続いた。65歳以上は247人だった。

鹿児島県(59人)、和歌山県(24人)では、1日当たりの新規感染者が過去最多を更新した。

千葉県では、循環器系の基礎疾患があり、症状が悪化した感染者が、入院先が見つからず自宅で死亡したことが判明した。県によると、1月中旬に抗原検査で陽性と判明し、軽症だったため自宅で療養していたが、その後症状が悪化。調整したが入院先が見つからないまま容体が急変し、1月18日に死亡した。

東京都でも、自宅療養中だった男性2人の死亡が新たに判明。うち60代男性は16日に陽性が判明し、基礎疾患があったため入院先を探したが、19日に死亡した。

2021年01月20日 21時25分

society


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース