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日本の歴史塗り替えた松山=AONも果たせなかった快挙―マスターズゴルフ



日本男子のメジャー大会への挑戦は、89年前の1932年に全英オープン、全米オープンに出場した宮本留吉から始まった。日本ゴルフ界をけん引してきた青木功、尾崎将司、中嶋常幸の「AON」らも高い壁にはね返されてきたが、松山英樹が歴史を塗り替えた。

全米オープンでは80年、青木がその後長らく日本勢メジャー最高成績となる2位に入った。後に歴代最多のメジャー通算18勝を挙げるジャック・ニクラウス(米国)と4日間、一騎打ちの名勝負を繰り広げ、「バルタスロールの死闘」として語り草になった。

尾崎将は89年の全米最終日に一時首位に並んだが、終盤に崩れて6位。松山は2017年の最終日に66の猛チャージをかけたものの、ブルックス・ケプカ(米国)に4打及ばず2位となった。

4月にメジャー初戦として開催されるマスターズ・トーナメントでの日本勢最高位は、01年の伊沢利光と09年に片山晋呉がマークした4位だったが、ついに松山が塗り替えた。全米プロ選手権では88年の中嶋の3位が最高で、松山は17年、2位で迎えた最終日にスコアを落として5位に終わり、悔し涙を流した。

最古のメジャー、全英オープンでは82年に倉本昌弘が入った4位が最高成績。丸山茂樹は02年最終日に一時単独首位に立ったが、プレーオフ進出に1打届かず5位となった。

女子のメジャー大会では、77年の全米女子プロ選手権で樋口久子が優勝。その後は一時代を築いた岡本綾子、宮里藍らも手が届かず、19年の全英女子オープンで渋野日向子が42年ぶりの快挙を果たした。

【時事通信社】 〔写真説明〕男子ゴルフのメジャー大会、マスターズ・トーナメントで優勝し、メジャー初制覇を果たした松山英樹=11日、米ジョージア州オーガスタ(ロイター時事)

2021年04月12日 08時24分


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