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川崎、終了間際の執念=2戦連続、連覇へ前進―Jリーグ



王者川崎が土壇場で底力を示した。5分と表示された後半ロスタイムも残りわずか。家長の浮き球に反応したのは知念。ヘディングで逆転ゴールを奪い、「余力を残さず出し切ろうと走った」。足はつっていたが、執念を見せた。

下位の湘南に前半に先制を許す苦しい展開。それでも交代選手が流れを変えた。後半20分から3トップの右に入った家長がためをつくり、サイドバックの山根に攻め上がる時間を与える。直後に山根の右クロスに旗手が頭で合わせて同点。押し込む場面が増えた。

22日の鹿島戦に続き、2戦連続で後半ロスタイムの逆転劇。鬼木監督は「自分たちの時間になったときのパワーを感じる」。ACLから帰国後も外部との接触を断つ「バブル」が続く中、厳しい試合を物にした。選手を入れ替えながらの連戦でも戦力が落ちない選手層に加え、最後まで諦めない姿勢が浸透している。

5月30日以来のホーム等々力だった。長かったロードを乗り越えて4連勝を飾り、2位の横浜Mとの勝ち点差は残り8試合で9に広がった。連覇を大きくたぐり寄せる白星。「それぞれの役割がある。自分はチームのためにまず走りたい」と知念。歓喜の瞬間まで、一丸となって戦い抜く。

【時事通信社】 〔写真説明〕後半、勝ち越しのゴールを決める川崎の知念(中央)=26日、等々力 〔写真説明〕後半、同点ゴールを決め、喜ぶ川崎の旗手=26日、等々力

2021年09月26日 21時13分


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