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久保、魅力凝縮の決勝弾=昨季王者から今季初得点―欧州サッカー



試合が終了すると、チームメートが次々と久保を祝福した。約2カ月の戦線離脱から復帰して2試合目。昨季王者、アトレチコ・マドリードの本拠地で挙げたロスタイムの勝ち越し弾には、久保の魅力が凝縮されていた。

自陣で味方のクリアボールを頭でつなぎ、そのままの勢いで前線へ駆け上がった。オフサイドぎりぎりでラストパスをもらうと、ドリブルでペナルティーエリアに入り、GKオブラクに挑んだ。「どちらかのサイドに切り返せば引っかかると思ったので、股下を狙ったらうまくいった」。左足でGKの股下を抜くゴールを決めた。

チーム全員で大金星をつかみ取った。前線から一丸となり、粘りの守備を続けた。後半23分に失点すると、ウオーミングアップをしながら戦況を見守っていた久保が呼ばれた。同35分に追い付いた後、逆転ゴールを決めたヒーローは「個人的には決勝ゴールを決めることを想像していた。実際に決めたから言うわけじゃないよ」。TVインタビューで少しおどけた。

ピッチに立つ姿が一回り大きく見えた。「(けがをして)最初の1カ月は上半身の筋トレしかできなかった。それを継続している」と言うが、体格だけではない。再びプレーできる喜び、苦しみを乗り越えて得た自信。充実感が伝わってきた。

【時事通信社】 〔写真説明〕アトレチコ・マドリード戦の後半、決勝ゴールを決めたマジョルカの久保(左)=4日、マドリード(EPA時事)

2021年12月05日 11時44分


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