本拠地胴上げへ勢い加速=杉本、3試合連続打点―プロ野球・オリックス



優勝マジックを2としたオリックス。杉本が一回に3試合連続打点となる適時二塁打を放ち、「追加点になってくれてよかった」と塁上で笑顔がはじけた。

先発の東が無失点で滑り出した直後の攻撃だった。1死満塁からゴンザレスの併殺崩れの間に1点を先制し、なおも2死一、三塁の好機で「何とかもう1点欲しい」と打席へ。4球目を振り抜いた打球は左翼手の頭上を越え、狙い通りに追加点を奪った。

今月5日に1軍復帰してから好調が続く。「その日が駄目でも次の日に試合がある。切り替えることが大事」。打順も上位から下位までさまざまだが、「監督がいろいろと考えてくださっている。応えられるように頑張る」と必死だ。

一昨年はコロナ禍で無観客の本拠地、連覇を果たした昨年は仙台で中嶋監督が宙に舞った。京セラドーム大阪での優勝決定に向け、「ファンの皆さんもそれを望んでいるような気がする。あしたも勝ちたい」と杉本。復調気配の選手会長のバットが本拠地での3連覇に導くはずだ。

【時事通信社】 〔写真説明〕1回、適時二塁打を放つオリックスの杉本=19日、京セラドーム

2023年09月19日 22時59分


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