日々の生活の中で、ふと自然を感じたくなったりゆったりとした時間を過ごしたくなることはありませんか?そんな時はキャンプに出かけてみるのはいかがでしょうか。自然の中で寝泊まりをする、ご飯を食べる、焚き火の火を眺めるといった非日常が気分転換にも繋がるはずです。
こちらのページではキャンプの魅力や始め方などをご紹介していきます。 キャンプに興味があるけれど、道具を揃えたりキャンプ場を探したりするハードルが高くて踏み出せない。何から始めたらいいのか分からないという方、必見です。
キャンプの魅力
自然を体感
キャンプ場は河原や山の麓など自然の中にあります。自然の中で料理をしたり寝泊まりをするだけでも楽しいですが、登山や釣り、天体観測など自然を体験できるアクティビティを織り込むと一層楽しさが増します。
お子さんと一緒のキャンプであるなら、自然の中での経験はきっと一生の思い出に残るはずです。キャンプ場が主催となってイベントを開催していることもあるのでぜひ調べてみてください。
料理が美味しい
キャンプでは焚き火やガスを使っての料理をします。屋外なのでとうぜん、電化製品は使えません。不便に感じるかもしれませんが、ここが楽しいポイントでもあるのです。鍋を火にかけてふだんよりもじっくり時間をかけた煮込み料理などを作ってみるも良し。塊肉を豪快に焼く、家ではなかなか挑戦しにくい燻製料理にチャレンジしてみるなど、普段とは違った料理を楽しむことが出来ます。
最初のうちは焼くだけ、煮込むだけといった調理法が単純な料理がおすすめです。下ごしらえは家で済ませてきて、キャンプ場では火を通すだけ、盛り付けるだけという状態にしておくのもおすすめです。
簡単な料理でも家で作るのとは全く違った美味しさを実感できるはず。美味しいキャンプご飯をぜひ作ってみてくださいね。
お酒を楽しむ
美味しい料理があると一緒に欲しくなるのは美味しいお酒です。缶ビールや缶チューハイを持ち込むのも手軽で良いですが、リキュールを持ち込んでオリジナルカクテルを楽しむのも非日常感があってオススメです。
明るいうちから仲間同士で楽しく飲めるのもキャンプならではの楽しみです。
のんびり過ごす贅沢な時間
普段、家の中でだらだら過ごしてしまうとなんだか罪悪感がありませんか?しかし忙しい現代を生きていく上では休息も必要な時間です。
そんな方にもキャンプはおすすめです!自然の開放感の中、何も考えずに焚き火を眺めている時間はとても幸せな時間です。森の中をゆっくりウォーキングする、読書を楽しむのが好きという方も多いですよ。
せっかくキャンプに来たのだからと意気込むのも悪くありませんが、ゆっくり過ごすためにキャンプへ行くというのも良いものです。
キャンプと温泉をセットで楽しむ
キャンプ場の近くには温泉施設のあるところも多いです。キャンプ場を後にし、帰る前に温泉へ寄り汗を流していくのが楽しみの一つというキャンパーさんも。
アウトドアの楽しさと温泉で体を癒やす楽しさとを両方味わうことが出来るので、帰る前に近くの温泉を探してみてはいかがでしょうか?
キャンプ初心者が揃えるもの
テントや寝袋
キャンプ初心者の人はまずキャンプ用品を用意するところからスタートしましょう。とはいえ、最初から全てを揃える必要はありません。
むしろキャンプに慣れないうちから買い揃えてしまうと、自分に合わない道具を買ってしまいがち。
あれもこれもと目移りしてしまわないようにするためにも、自分に本当に必要なものを見極めることがベテランキャンパーへの第一歩です。
中にはキャンプの設営、用具や食材の準備を全てしてくれているキャンプ場もあります。ホテルに泊まるような感覚で着替えなどを持っていけばOKの施設を選ぶとキャンプ初心者の方でもハードルがグッと下がりますね。
詳しいことは後で良いからとにかくキャンプをしてみたい!という場合にはそのような施設を探してみてはいかがでしょうか。
デイキャンプと呼ばれる日帰りキャンプでなく、宿泊するのであれば最低限必要なものとしてまず挙げられるのはテントと寝袋です。
特に初心者の場合は設営が簡単なものがおすすめ。テントは自分の拠点となる場所なのでしっかり検討しましょう。
そしてもう一つ必須なのは寝袋(シュラフ)。寝袋の選び方はどの季節にキャンプへ行くかによって異なります。
冬でもキャンプを楽しみたいという場合には限界温度が低く設定されているものを選ぶ必要があります。
またシュラフの形や綿の種類、重量や収納時のサイズ感などシュラフを選ぶ際にはチェックしたポイントが多くあります。店員さんに色々質問をしながらの買い物も楽しいので、不明点があったら遠慮なく聞いてみるようにしましょう。
焚き火台
キャンプの楽しみは焚き火という方も多いはず。キャンプ場には直火不可(地面の上で直接火を使うことを禁止)の場所も多く、そういった場所では焚き火台は必須アイテムになります。
単に火をおこす台として使うだけでなく、網を乗せるとバーベキューも出来るものなどを選ぶと1台で2役も3役もこなしてくれるので便利です。
ランタン
夜を過ごす時に明かりは必須。ガソリン式、ガス式など種類がありますが、初心者におすすめなのはLED式のランタンです。テント内や室内で使っても危なくないので誰でも安心して使うことができます。
クーラーボックス
肉や野菜など。食材を持っていく上で欠かせないクーラーボックス。大は小を兼ねると言いたくなるところですが、入れるものの量に対して大きすぎるものを選んでしまうと冷却効率は低くなってしまいます。
何人規模でキャンプをすることが多いのか、どの程度の保冷力があれば良いのかを考えてから選ぶようにすると失敗が少なくなりますよ。
一人で楽しむソロキャンプもおすすめ
キャンプをしたいけれど家族が乗り気でない。そもそも一人の時間が好きなので、集団でキャンプをするのは嫌だという方はソロキャンプがおすすめです。
設営なども自分一人でこなさなければいけないので大変だと感じてしまうかもしれませんが、そんな時間も不思議と楽しいものです。一人でゆっくり過ごすのはもちろん、好きなタイミングで料理をして好きなものを食べる。料理をするのが面倒であればレトルトでも良いのです。
誰にも気兼ねすることの無い贅沢な時間が過ごせるのがソロキャンプのメリットです。
まとめ
最近ではYoutubeにキャンプで役立つ知識やキャンプを楽しむコツなどを教えてくれる動画がたくさん公開されています。
最近キャンプをしていない、またキャンプをしたことが無いという方でも情報を仕入れやすくなっているのでまずはイメージから入ってみるのも楽しいかもしれませんね。
初夏から秋にかけて、キャンプをするのにいい季節です。少しずつ道具を揃えていく楽しみも出来るのでキャンプは趣味としてはもってこい。少しでも興味が湧いたらぜひキャンプに挑戦してみてくださいね。