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絵手紙で気持ちを伝えよう。経験ゼロでも楽しい絵手紙

知人から絵手紙をもらってなんだか温かい気分になった経験はありませんか?文字だけでなく、絵にもその人の気持がこもっているからこそ受け取ると嬉しいもの。暑中見舞いや年賀状、季節の挨拶でくらいしか手紙を出す機会が無くなってしまいましたが、絵手紙を趣味にすればもっと気軽に想いを伝えることができるようになるはず。

絵を書くのが苦手という方でも基本を押さえて学んでいけば楽しく、自分が納得のいく絵手紙が書けるようになります。絵手紙を書くのに必要なものなどをご紹介します。




絵手紙を書くための画材

絵手紙を書くために使う道具について特に決まりはありません。家にある色鉛筆や絵の具、鉛筆だって構わないのです。
しかし、より雰囲気を出したいという方や何でも良いと言われても困ってしまうという方のためにいくつか基本的な道具をご紹介します。

もちろん、最初から全てを揃える必要などありません。手が届きやすいものや使ってみたいと思えるものから少しずつ増やしていくのも楽しいので、自分のペースで揃えていってくださいね。

顔彩(がんさい)

顔彩(がんさい)とは日本画の材料としてよく用いられる画材です。顔料を接着成分で固めてあり、容器に入れて乾燥させてある固形絵の具です。ほんの少しの量を水に溶かすだけで淡い色合いを出すことが出きるので、1セット購入すれば長く 使うことが出来ます。
絵に味が出ると人気の画材です。

水彩絵の具

色の塗るのはもちろん顔彩でなくてもOKです。手に入りやすい水彩絵の具を使ってみるのもおすすめですパレットの上で色を混ぜて好みの色を作れるのも水彩絵の具の特徴です。
家に昔使った水彩絵の具が残っているという方も居るのではないでしょうか?それを使ってみるのも気軽で良いですね。

墨

墨で書かれた絵手紙というのも大変に味があって人気です。手軽に書くのであれば墨汁を。じっくり楽しみたいのであれば硯で墨をすってみるのも素敵な時間です。最近では100円ショップなどでも書道道具が手に入るのでぜひ探してみてください。

色鉛筆

絵の具や墨を使うのはハードルが高い、少し面倒だと感じる方におすすめなのが色鉛筆を使うことです。普通の色鉛筆でももちろんかまいませんが、水彩色鉛筆を使うと簡単に水彩画のような味わいの絵が書けます。
色鉛筆を使う場合には消しゴムを使わずに、きままに書くのがポイント。完成度にこだわるよりも、その一瞬にしか書けない絵の方が想いが伝わりやすいのでは?また、消しゴムで葉書がボロボロになってしまうことも防げます。

その他画材
ここまでご紹介した画材の他にも、墨を使って気軽に書きたいのであれば筆ペン。水彩色鉛筆や絵の具をより便利に使うのであれば水筆ペンがあると良いでしょう。
ぜひ自分に合った道具を探してみてください。

絵手紙を書く紙

何の画材を使って書くかを決めたら次は用紙を決めましょう。 絵手紙を書く紙に関しても何を使っても大丈夫ですが、 紙質によって書きやすさが違ってきますので色々試してみて使いやすいものを選びましょう。

画仙紙

絵手紙を書くときに一般的に利用されるのは画仙紙です。墨汁をよく吸収する性質があり、にじみやかすれが残る素敵な絵手紙が書けます。
文房具屋や100円ショップなどで購入することが可能です。

はがき

普段使っているような官製はがきを使っても問題ありません。しかし、表面がつるつるした素材のものは絵の具が垂れてしまうなど使いにくい場合があります。はがき大の画用紙に切手を貼ってポストカード感覚で送るのも良いでしょう。

絵手紙を書いてみましょう

画材と用紙を決めたら早速絵手紙を書いてみましょう!

1.何を描くかを決める

絵手紙に書くものは何でも構いません。旅先で見つけた素敵なものや景色などに限らず、家に飾ってある置物や食卓の上の果物、なんでもモチーフにすることが出来ます。
最初のうちは形の取りやすい野菜や果物が書きやすいです。書くものを決めたらそのモチーフをじっくりと観察しましょう。どのような形をしているのか、どの角度から見た姿が好きか、色の違いはどんな風に出ているのかなど、たくさんの事に気づくことが出来れば素敵な絵になるはずです。

2.輪郭線を描く

まずはモチーフの輪郭線を書きましょう。少しくらい失敗しても味になるので、広い心で、しかし丁寧にゆっくりと描くことを心がけると良いでしょう。用紙からはみ出してしまうくらい大胆に描いてみると素敵な仕上がりになりますよ。

3.色を付ける

モチーフの色をよく観察して色を付けていきましょう。画材にもよりますが、色を重ねすぎると濁った色になってしまいますので気をつけてください。

4.一言入れる

絵だけでなく何か一言を添えましょう。モチーフに関係する一言でもかまいませんし、「元気ですか?」「毎日暑いですね」といった挨拶でも良いです。
文字も絵の一部のように考えて、用紙の中を自由に書くくらいの意気込みの方が味が出ます。

大切なのは「気持ち」

絵手紙で大事なのは絵の上手い・下手ではありません。相手に喜んでもらいたいと心を込めて書くことでその想いは伝わります。
自分らしい絵手紙を書けるようになる第一歩は身近な人に実際に贈ってみること。まずは楽しみながら書いてみてくださいね。

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