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日産、栃木で一時帰休検討=マツダは国内2工場で―新型コロナ



日産自動車が、栃木工場(栃木県上三川町)で正社員と期間従業員の一時帰休を検討していることが8日、明らかになった。マツダも広島、山口両県にある国内2工場で一時帰休を始め、対象は数千人規模に達するとみられる。新型コロナウイルス感染拡大の影響が、日本の基幹産業である自動車業界の雇用に広がり始めた。

日産は2月以降、国内工場を断続的に停止。栃木工場では、4月6日から5月1日まで計14日間、生産を停止する計画だ。日産自動車九州(福岡県苅田町)でも一時帰休を検討しているが、地元経済に悪影響が及ぶ恐れもあることから慎重に協議している。

マツダは本社工場(広島県府中町、広島市)と防府工場(山口県防府市)で一時帰休を開始。世界的なコロナ感染拡大に伴う海外販売の落ち込みや部品調達の支障などから稼働率が大きく低下したため。2工場ではスポーツ用多目的車(SUV)の「CX―5」や主力小型車「マツダ3」などを生産している。

販売低迷を受けマツダは、3月28日から4月30日にかけて操業を13日間休止すると発表しており、一時帰休はこの期間中に実施。対象者には給与の9割を休業手当で保証する。

さらに、ダイハツ工業は8日、滋賀第2工場(滋賀県竜王町)で生産を停止する13~21日について、一部従業員を対象に一時帰休を実施することを明らかにした。

【時事通信社】 〔写真説明〕日産自動車の栃木工場=2019年3月5日、栃木県上三川町 〔写真説明〕車両を生産するマツダの本社工場(同社提供)

2020年04月08日 21時23分


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