東京株、一時600円超安=米株急落で利益確定売り



28日午前の東京株式市場で、日経平均株価の下げ幅が一時前日比600円を超え、取引時間中としては12日以来約2週間ぶりに2万8000円を割り込んだ。新型コロナウイルスワクチン配布の遅れに対する懸念などを背景に、前日の米国株が急落したことを受け、当面の利益を確保する売りが広がった。午前の終値は312円15銭安の2万8323円06銭。

前日の米国市場では、ワクチン配布の遅れや企業業績悪化への警戒感からダウ工業株30種平均の下落率が2%を超えた。東京市場ではITや自動車など米国景気の動向が業績に大きく影響する輸出関連銘柄を中心に売りが優勢となった。

【時事通信社】

2021年01月28日 12時11分

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