23年度消費者物価、2.8%上昇=生鮮除く食料48年ぶり伸び―総務省



総務省が19日発表した2023年度平均の全国消費者物価指数(20年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が105.9と、前年度比2.8%上昇した。プラスは3年連続。伸び率は前年度(3.0%)より低下したが、日銀が物価上昇目標とする2%は2年連続で上回った。

生鮮食品を除く食料は7.5%上昇で、伸びは前年度(5.4%)より加速。1975年度(11.4%)以来、48年ぶりの高い伸びとなった。飼料価格の高騰などで乳卵類や肉類が値上がりしたほか、菓子類、調理食品など幅広い品目で上昇した。

宿泊料は25.5%上昇。インバウンド(訪日客)の増加などが影響した。

【時事通信社】 〔写真説明〕大阪市内の商店街を行き交う買い物客ら=3月15日(AFP時事)

2024年04月19日 18時06分


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