公明党は31日、衆院選敗北を受けて辞任を表明した石井啓一代表の後任を7日の中央幹事会で内定し、9日の臨時党大会で選出することを決めた。党が重視する東京都議選と参院選を来年夏に控えており、体制の立て直しを急ぐ。
公明は衆院選で公示前から8議席減らす24議席にとどまった。石井氏も落選し、31日の中央幹事会で「全て私の責任だ」と述べ、代表辞任を表明した。石井氏は山口那津男前代表の後任として9月28日に就任したが、1カ月余りでの辞任となる。
【時事通信社】
〔写真説明〕公明党中央幹事会で辞任を表明する石井啓一代表=31日、東京都新宿区
2024年10月31日 19時08分