旧文通費、使途公開を義務化=来年8月から、改正歳費法成立



国会議員に毎月100万円支給される調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の使途公開と残金返納を義務付ける改正歳費法は、20日の参院本会議で全会一致で可決、成立した。来年8月1日に施行し、同月の支給分から適用する。

改正法は、衆参両院議員に対し毎年1回、領収書などを添付した報告書の国会提出を求め、公開するとの内容。使途の範囲や公開方法など詳細は施行までに決める。

旧文通費は、国会議員に歳費とは別に支払われる公費。使途の報告・公開の義務がなく、目的外使用への罰則もないため、「第2の給与」とも呼ばれる。

【時事通信社】 〔写真説明〕調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の使途公開と残金返納を義務付ける改正歳費法が全会一致で可決、成立した参院本会議=20日午後、国会内

2024年12月20日 15時41分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース