【アーリントン時事】米大リーグのオールスター戦は16日、テキサス州アーリントンのグローブライフ・フィールドで行われ、ナ・リーグの2番指名打者で出場した大谷翔平選手(ドジャース)が三回の第2打席で右翼に先制3ランを放った。4年連続4度目の球宴出場で、自身初アーチ。日本選手の本塁打は2007年にランニングで記録したイチロー(マリナーズ)以来で2人目。柵越えは初めて。
大谷は投打で出場した21年に勝利投手になっており、オールスター戦で勝ち星と本塁打を記録した初の選手となった。第1打席は四球、第3打席は空振り三振で途中交代し、2打数1安打3打点だった。
メジャー1年目の今永昇太投手(カブス)はナの4番手で四回に登板し、1回を無安打無失点に抑えて1三振を奪った。
ナの先発投手は新人スキーンズ(パイレーツ)で1回無失点。新人投手の先発は1995年の野茂英雄(ドジャース)以来で、史上5人目となった。
試合はア・リーグが5―3で勝利。決勝2ランのデュラン(レッドソックス)が最優秀選手に輝いた。
【時事通信社】
〔写真説明〕オールスター戦の3回、先制3ランを放つナ・リーグの大谷=16日、アーリントン(AFP時事)
〔写真説明〕オールスター戦の3回、先制3ランを放ち、笑顔を見せるナ・リーグの大谷(右端)=16日、アーリントン(AFP時事)
2024年07月17日 12時42分