
りそなホールディングス(HD)の南昌宏社長は1日までにインタビューに応じ、システムの脆弱(ぜいじゃく)性を発見する能力が極めて高い最新人工知能(AI)モデルに対応するため、社内に対策チームを設置したと明らかにした。南氏は「(高性能AIの登場は)大きな機会でもあり、リスクでもある」と述べ、セキュリティー強化に向けて早急に対応する考えを示した。
対策チームは、ITセキュリティーやグループ戦略の部門を中心に構成。米アンソロピック社の最新AIモデル「クロード・ミュトス」の登場を念頭に、セキュリティー強化に向けた情報収集や対策立案などに当たる。一方、南氏は社内での生成AI活用に関し、3万人の社員が業務で使える環境にあると説明。リスク対応だけでなく、「国内でトップレベルの利用企業でありたい」と述べ、人材育成やデータ整備を進める考えを示した。
〔写真説明〕インタビューに答えるりそなホールディングスの南昌宏社長=5月22日、東京都江東区
2026年06月01日 16時09分