
厚生労働省が30日発表した5月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.01ポイント低下の1.17倍だった。低下は2カ月ぶり。新規求人が卸売業・小売業や建設業などで減少。省人化の進展に加え、中東情勢悪化の影響もあるとみられる。
有効求人倍率は、全国のハローワークで仕事を探す1人に対し何人分の求人があるかを示す。有効求職者数は0.7%増えたのに対し、有効求人数は0.3%増にとどまった。
一方、総務省が同日発表した5月の労働力調査によると、完全失業率(同)は前月から横ばいの2.5%だった。就業者数は0.1%増加した一方、完全失業者数は2.8%減少した。
完全失業者のうち、転職活動などのための「自発的な離職」、会社や事業都合による「非自発的な離職」がいずれも減少した。
〔写真説明〕JR東京駅前の横断歩道を行き交う通勤客ら(資料写真)
2026年06月30日 10時56分