
30日午前の東京外国為替市場の円相場は、一時1ドル=162円台半ばに下落した。1986年12月以来、39年半ぶりの円安・ドル高水準。米国の利上げ観測などを背景に、円売り・ドル買いが強まった。午前10時現在は162円13~14銭と前日比32銭の円安・ドル高。
米国とイランの戦闘終結に向けた協議の先行き不透明感などを受け、原油価格が上昇。インフレ懸念や米景気の堅調さを背景に、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内にも利上げに踏み切るとの観測が広がった。
一方、日銀は今月、政策金利を半年ぶりに引き上げたものの、今後の利上げペースは緩やかになるとの見方が浮上。日米の金利差は開いた状態が続くとの観測から、円を売ってドルを買う動きが強まった。
【時事通信社】
〔写真説明〕1ドル=162円台の円相場を示すモニター=30日午前、東京都中央区
2026年06月30日 11時11分