秋田にAI企業、人材を=データセンター起点―エスツーの須藤CEO



秋田市で人工知能(AI)向けデータセンター(DC)の建設計画を進めるIT企業、エスツーの須藤晃平最高経営責任者(CEO)はインタビューで、DCが地域にもたらす効果として、AI関連産業の集積に期待を示した。DCの整備で「スタートアップ(新興企業)が来る」と指摘。こうした企業は「サーバーを優先的に使ってほしい」と述べ、進出を後押しする構えを見せた。

須藤氏は「AIスタートアップが大きくなり、ユニコーン(未上場の有力ベンチャー企業)になる可能性がある」と指摘し、こうした企業の誘致が秋田県内での雇用創出にもつながるとの見方を示した。自動運転やドローンの関連産業の誘致にも期待。「県内の大学でもデータサイエンティストの教育をする学科をつくるべきだ」として、デジタル人材育成の重要性も強調した。

秋田市に立地する理由に関しては、洋上風力発電など豊富な再生可能エネルギー電源があることに加え、建設予定地の近辺に稼働を終えた火力発電所があり、送電網など電力インフラが整っている点を挙げた。排熱や騒音などへの懸念に対しては、建設予定地が工業団地である点を指摘。その上で、サーバーの冷却方法に空冷式ではなく、騒音が少ない液冷・水冷式を採用するなど、配慮する意向を示した。

〔写真説明〕エスツーの須藤晃平最高経営責任者(CEO)=10日、秋田市

2026年08月17日 07時07分


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