大沢たかお、撮影での歩数は「ついにゼロになりました」 映画「沈黙の艦隊 北極海大海戦」初日



かわぐちかいじさんの人気漫画を原作とする映画「沈黙の艦隊

北極海大海戦」(吉野耕平監督)の初日舞台あいさつが26日、東京都内で行われ、主演の大沢たかお、上戸彩、津田健次郎らキャストが出席した。

今作は2023年公開の映画「沈黙の艦隊」と、24年に配信が始まったドラマ「沈黙の艦隊

シーズン1

~東京湾大海戦~」(Prime

Video)に続くシリーズ新作。北極海を舞台に、原子力潜水艦「やまと」と米国の最新鋭原潜のバトルなどが描かれる。

やまとの艦長・海江田四郎役を務めた大沢は、過去に北極圏を訪れた経験があり、「この映画にも出てくるような極寒の世界。マイナス35度とかの中、普通に立っているのも厳しいような環境だった」と回顧。「今回、そういうシーンがあったので、その時のことを思い出して演じることができた」と語った。

舞台あいさつでは、登壇のキャストに「自分の役以外で演じてみたいキャラクターは?」との質問が向けられた。内閣官房長官役の江口洋介は「難しい…。でも、僕に海江田役はできない」と吐露。「閉鎖された世界の中で微動だにせず、せりふを言うのは日頃のスクワットが効いているのかな?」と大沢に尋ねた。

これを受け、大沢は「海江田を演じていて、大変な部分はいっぱいあるけれど、楽だったのは見て分かる通り、今回(の歩数が)ゼロ歩だったこと。前回は7歩で、ついにゼロになりました」。江口は「それがどれだけ大変なことか」と感嘆していた。

また、同じ質問に大沢は「『沈黙の艦隊』には海江田という主人公がいるけれど、実は周りにいる政治家やメディアの皆さん、他の乗組員たちが主役で、その人たちの成長物語だったりする」と解説した上で、「僕は軸でいるだけで、他の(キャストの)皆さんの方が、すごく大変。僕は申し訳ないのですが、海江田のままでいいかな」と思いを明かした。 〔写真説明〕映画「沈黙の艦隊

北極海大海戦」の初日舞台あいさつで撮影に臨むキャストら=26日、東京 〔写真説明〕舞台あいさつでコメントする大沢たかお=26日、東京

2025年09月26日 23時08分


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