柚希礼音「強く、たくましく、美しく」 愛希れいか「生き抜きたい」、ミュージカル「マタ・ハリ」初日



柚希礼音と愛希れいかがダブルキャストで主演するミュージカル「マタ・ハリ」が1日、東京建物Brillia

HALL(東京都豊島区)で初日を迎えた。

日本では2018年に初演され、今回が3回目の上演となる今作では、スパイとして活動した伝説の舞姫、マタ・ハリの愛と情熱が描かれる。日本初演から同役を務めている柚希は前日の会見で「また挑戦できることが本当にうれしい」と笑顔を見せ、「フランク・ワイルドホーンさんのすてきな楽曲に乗せて、お客さまに感動をお届けできるように頑張っていきたい」と意気込んだ。

一方、21年の再演に続き、柚希と共にマタ・ハリ役を務める愛希は「本当にこの作品が大好きで、この役のためにずっと準備してきた。できることのすべてを稽古場でやったつもりです」ときっぱり。「千秋楽まで一日も、誰一人として欠けることなく舞台に立ちたい」と力を込めた。

会見で「役と向き合う中で大切にしたことは?」と聞かれると、柚希は「(第一次大戦下の)あの時代、マタ・ハリは想像を絶する人生を生きたのだと思う」と前置きした上で、「生き延びるためなら何でもやっていくマタ・ハリ役として、強く、たくましく、美しく生き延びたい」と語った。

愛希も「マタ・ハリとして人生を生き抜くことを一番大切にしている」とコメント。「この役の壁は大きくて高く、楽曲を歌うのも難しいけど、くじけず、負けず、とにかく立ち向かっていきたい」とも話していた。

同所で14日まで上演。その後、大阪、福岡の各公演が行われる。 〔写真説明〕ミュージカル「マタ・ハリ」の初日前会見で撮影に臨む柚希礼音(右から4人目)、愛希れいか(左から3人目)ら=9月30日、東京

2025年10月01日 21時55分


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