北朝鮮、ロシアに自走砲供与=追加派兵の可能性―韓国情報機関



【ソウル時事】韓国の情報機関、国家情報院(国情院)は20日、北朝鮮が170ミリ自走砲と240ミリ多連装ロケット砲をロシアに輸出したことが確認されたと国会に報告した。北朝鮮は1万人以上の兵士をロシアに派遣。国情院は、これら兵器の整備などのため「追加派兵する可能性が高い」と分析した。

報告を受けた議員が記者団に明らかにした。北朝鮮には兵士に実戦経験を積ませるとともに、自国の兵器の性能を戦場で試す狙いがあるとみられる。北朝鮮はロシアに砲弾や弾道ミサイルも供与したとされる。

〔写真説明〕240ミリ多連装ロケット砲の試射を監督する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(中央)=朝鮮中央通信が5月11日配信、撮影場所非公表(EPA時事)

2024年11月21日 12時41分


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