
関東南部と伊豆諸島は6日夜から7日午後にかけ、前線の影響で断続的に大雨となった。気象庁は同日、東京都新島村、大島町、利島村に警戒レベル5の土砂災害特別警報を発表した。同庁の細見卓也予報課長は記者会見し、「崖や沢から離れた建物に移動するなど、身の安全を確保する必要がある」と話した。
新島村では午前9時40分までの24時間雨量が485.0ミリに上り、この地点の統計史上最多記録を更新した。前線には沖縄県・南大東島近くの台風24号から暖かく湿った空気が流れ込み、活動が活発となった。24号は7日午前9時、南大東島近海で熱帯低気圧に変わった。
東北の太平洋側では7日午前、前線の影響で大雨となる所があった。線状降水帯が発生する可能性もあり、期間は福島県が同日昼すぎまで、宮城県が夕方まで、岩手県が夜まで。
福島県いわき市では7日午前7時45分ごろ、冠水したアンダーパスで「車が水没している」と通行人から119番があった。市消防本部によると、車2台が浸水し、うち1台に乗っていた60代女性が意識不明の状態で病院に搬送されたが死亡が確認された。
8日正午までの24時間予想雨量は多い所で、東北と近畿150ミリ、東海120ミリ、関東甲信100ミリ。
その後、9日正午までの同雨量は、東海と近畿150ミリ、関東甲信100ミリ、東北80ミリ。10日正午までの同雨量は、東海と近畿150ミリ、関東甲信100ミリ。
〔写真説明〕気象庁=東京都港区
〔写真説明〕冠水したアンダーパスで浸水した車=7日午後、福島県いわき市
2026年09月07日 17時55分