全日本柔道連盟は24日、国際連盟が2028年ロサンゼルス五輪に向けて定めた新ルールを、シニアの大会では4月5、6日の全日本選抜体重別選手権(福岡国際センター)から採用すると発表した。体重無差別で争われる同29日の全日本選手権(東京・日本武道館)と同20日の全日本女子選手権(横浜武道館)に関しては、大会実行委員会の判断に委ねる。
新たなルールでは、17年から廃止されていた「有効」のポイントが復活。寝技による5秒間の抑え込みでも有効となる。帯から下をつかむ行為は脚の付け根のラインまでであれば認められるなど、ペナルティーが緩和された。国際大会は2月のグランドスラム・パリ大会から適用される。
【時事通信社】
2025年01月24日 15時24分
sports