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風邪・ウイルス・花粉症予防に欠かせないマスクの正しい使い方

冬~春にかけては、風邪予防や花粉症対策のために外出時はマスクをして出かけるという方も多いかと思います。街を歩いていてもマスクをしている人を多く見かけますね。

しかし、せっかくマスクを着用していても正しく使えていないとその効果は半減してしまいます。正しくマスクを着用できて居ない方もちらほらと見かけるので、今一度自分のマスクの付け方が正しいかどうかを確認してみましょう。




マスクの種類

まず、マスクにはどんな種類のものがあるのかを知りましょう。主にドラッグストア等で見かけるのは家庭用マスクと呼ばれるものです。他にも医療現場などで使われる医療用マスク、工場などでの作業に使われる防塵マスクなどのことを指す産業用マスクといったものがあります。

このページでは私達に最も馴染みの深い家庭用マスクについてご紹介します。

家庭用マスクの素材

家庭用マスクの素材はガーゼ素材と不織布素材とに分けられます。昔から使われていて馴染みがあるのはガーゼ素材のマスクかと思いますが、近年では不織布素材のマスクの方が見かける機会が多いかもしれませんね。

ガーゼ素材マスクについて

ガーゼマスクは1枚のガーゼを折りたたんで縫製して作られます。ふんわりとした肌触りが特徴で、綿素材で出来ているものが多く水分を含んでいます。不織布マスクに比べると保湿効果の高さが特徴です。

ウイルスや花粉などの侵入を防いでくれるフィルターは入っていないので、ガーゼの隙間を通れる大きさの飛沫などは通り抜けてしまうので注意が必要です。

再利用可能なガーゼマスク
ガーゼマスクは手洗いや洗濯をして清潔にしていれば繰り返し使うことが可能です。喉や顔の乾燥を防ぐためにマスクをしている方はぜひガーゼマスクを活用してください。

ガーゼマスクの形状

ガーゼマスクの形状は平型マスクと呼ばれる平面的な形が一般的です。保湿性と保温性が高いのが特徴で、繰り返しになりますが乾燥を防ぐのに役立ちます。

不織布素材マスクについて

不織布マスクは薄い不織布の中にウイルスや花粉などをブロックするフィルターが入っています。ガーゼマスクよりも防塵効果やウイルス・花粉をブロックする力が強く、花粉症に悩む人が増えてきた近年では家庭用マスクの総生産の9割以上を占めているとも言われています。

1枚あたりの価格が安く、使い捨てを前提としたものがほとんどです。厚みや空間を自由に調節できるのが特徴です。

不織布マスクの形状

不織布マスクの形状は主にプリーツ型と立体型とに分けられます。

プリーツ型

プリーツを広げて花から顎までを覆うタイプのマスクです。圧迫感が少なく、長時間使用していても不快感が少ないのが特徴です。安価で購入できるものが多いです。

立体型

顔の形に合わせてデザインされたマスクです。鼻や頬にピッタリとくっついてくれるので隙間ができず、ウイルスや花粉をよりしっかりとブロックできるのが特徴です。
立体感があるので、マスクをすることでメイクが落ちてしまうのが気になるという方は立体型マスクがおすすめです。

マスクの正しい付け方

ガーゼタイプのマスクや立体型のマスクについては口と鼻としっかり覆うように着用すればいいので間違いが少ないのですが、不織布のプリーツ型マスクについては間違った使い方をしている人が多いようです。

最も多く利用されているプリーツタイプのマスクの正しい付け方について、再度確認してみましょう。

1、マスクの裏と表を確認する

まず、マスクには裏と表があります。マスクを鼻の位置で固定させるためのワイヤーなどが入っている方が上というのはなんとなく分かるかと思いますが、裏表は間違えてしまっている人が多いです。
ワイヤーなどの入っている方を上にした時、ひだ(折り目)が下を向く面を外側にして着用するのが正しい向きになります。マスクを広げた時に出来るポケットが下向きになる方が外側と覚えると分かりやすいですね。折り目が上を向いた状態で着用してしまうと、そのポケット部分にウイルスや花粉が入り込んだままになってしまい良くない状態となってしまうので注意しましょう。

メーカーによって異なるかもしれませんが、大半のマスクは耳にかけるゴムの着いている面が外側になるように作られています。ぱっと見で分かる違いなのでこちらも確認してみてください。

2、マスクを着ける

まず、鼻を固定させるワイヤー部分を軽く折り曲げ鼻にしっかりフィットするように着けます。その状態で折り目を開いてマスクを顎の下までしっかりと伸ばし、ヒモを耳へかければ完了です。

正しくないマスクの付け方

最後に、こんなマスクの付け方・使い方はNG!という例についてご紹介します。

鼻とマスクの間に隙間がある

マスク上部にあるワイヤーをしっかり鼻の形に合わせて着けないとマスクと鼻の間に隙間が出来てしまいます。その隙間からウイルスや花粉が入り込んでしまい効果が半減してしまいますので、隙間のできないようしっかり装着しましょう。

鼻が出ている

よく見かけるのは口だけ覆って鼻を出した状態でマスクをしている方です。これでは鼻からウイルスが入ってしまうので意味がありません。

自分に合っていないサイズのマスクをしている

自分の顔の大きさに合っていないゆるめのマスクをしていると、隙間が出来てしいます。小さめサイズから大きめサイズまで様々な大きさのものが販売されていますので、自分に合った大きさのものを購入してみてください。

マスクを顎にかける

着用していたマスクを一時的に顎にかけている人も多く見かけます。顎には飛散物が付着している可能性があるので、顎にマスクをかけるとその飛散物がマスクの内部についてしまいます。

まとめ

自分のマスクの使い方は正しかったでしょうか?せっかく風邪や花粉症予防のために着用しているマスクでも、正しく着用しないと意味がありません。
ぜひ正しいマスクの使い方を実践してみてくださいね。

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