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東京株、一時600円高=心理改善で33年ぶり水準



29日午前の東京株式市場は、米政府の債務上限問題で大統領と下院議長が合意したことを受けて投資家心理が上向き、幅広い銘柄に買いが入った。日経平均株価は一時前週末比600円超高となる3万1500円台に乗せ、取引時間中のバブル崩壊後の最高値を更新。33年ぶりの水準となった。午前の終値は409円53銭高の3万1325円84銭と続伸。

市場では、米債務問題を巡り「法案はまだ成立していないが、先行き不透明感が後退した」(大手証券)と歓迎する声が聞かれた。米国の半導体株が好決算で上昇したことも、関連する値がさ株への買いを誘った。外国為替市場での円安進行も業績改善期待から輸出関連株の後押しとなった。

一方、29日午前の東京外為市場での円相場は一時1ドル=140円台後半に下落した。約半年ぶりの円安水準。米債務問題の合意で、安全資産とされる円を売る動きが優勢となった。午前11時現在は140円54~54銭と前週末比1円01銭の円安・ドル高。

【時事通信社】 〔写真説明〕1ドル=140円台の円相場(上)と日経平均株価を示すモニター=29日午前、東京都港区の外為どっとコム

2023年05月29日 12時02分


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