中日の立浪監督が辞任表明=3季目、低迷脱せず―プロ野球



中日の立浪和義監督(55)が18日、3年契約最終年の今季限りで辞任すると表明した。同日の阪神戦で敗れて最下位に転落。試合後、球団に辞意を申し入れ、了承された。昨季まで2年連続で最下位に沈む中で今季も苦戦し、「結果を出せなかった。最後までやらせてもらうが、責任を取って辞める」と語った。

次期監督について、加藤宏幸球団本部長は「これから本格的に検討する。できるだけ早く、10月6日の最終戦までには決めたい」と語った。井上一樹2軍監督(53)らが候補とみられる。

現役時代に中日一筋で活躍した立浪監督は、打力向上を託されて就任。積極的なトレードなどで低迷が続くチームのてこ入れを図ったが、成果は挙げられなかった。今季は4月に首位に立ったものの、その後失速。18日に借金が18となり、4年連続のBクラスは確定的。監督は「申し訳ない気持ちと悔しい気持ち」と胸中を明かした。

【時事通信社】 〔写真説明〕立浪和義監督

2024年09月18日 23時23分


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