
1日の東京株式市場で、ソフトバンクグループ(SBG)株の時価総額が48兆7848億円と、トヨタ自動車(45兆8923億円)を上回り国内企業でトップとなった。トヨタが首位の座を明け渡すのは約22年ぶり。人工知能(AI)や半導体関連など大型ハイテク株が相場をけん引する現在の株式市場を象徴する動きと言える。
SBGは、投資先で、生成AI「チャットGPT」を手掛ける米オープンAIが上場準備を進めていると報じられたのに加え、傘下の英半導体設計大手アームが好決算だったことで株価が上昇していた。5月31日、フランスで最大750億ユーロ(約13兆9000億円)を投じ、AI向けデータセンターの建設に乗り出すと発表したことも、株価上昇に拍車を掛けた。
市場関係者からは、SBGが5月、2026年3月期連結決算で純利益5兆22億円の国内企業最高益を発表していたことも、「AIブームを正当化する材料となった」(国内証券)との声が上がった。一方で、自動車株は原油高などが重しとなった。
【時事通信社】
〔写真説明〕ソフトバンクグループの株価の上昇率が14パーセントを超えたことを示すモニター。時価総額が国内企業でトップとなった=1日午後、東京都中央区
〔写真説明〕値上がりしたソフトバンクグループの株価を示すモニター=1日午後、東京都中央区
2026年06月01日 17時41分