長期金利、一時2.930%に上昇=30年ぶり高水準、早期利上げ観測で



17日の東京債券市場で、長期金利の指標となる新発10年物国債の流通利回りが一時、2.930%に上昇(債券価格は下落)した。日銀の早期利上げ観測が強まっていることなどが要因。日本相互証券によると、1996年10月以来、約30年ぶりの高水準。

円安などによる物価の一段の押し上げが警戒される中、日銀の利上げが9月にも実施され、その後の引き上げペースも加速するとの観測が市場で高まった。幅広い年限で金利が上昇し、新発5年物国債の流通利回りは一時、過去最高の2.170%を付けた。

日米協調による円買い介入が実施された後の4日、ベセント米財務長官が「植田和男日銀総裁が必要なことを実施すると信じている」と述べたことなどから、高市政権も利上げを容認するとの見方が広がっている。消費税減税方針の決定などを受けた財政悪化懸念も根強い。

【時事通信社】 〔写真説明〕一時、2.925%に上昇した長期金利を示すモニター=17日午前、東京都中央区

2026年08月17日 19時10分


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