
日本航空と全日本空輸が、10月下旬の冬ダイヤから、羽田空港と岡山空港を結ぶ路線で両社の便が同じ時間帯に重ならないよう調整していることが17日、分かった。大手航空2社が国内線でダイヤ調整を行うのは初めて。国内の事業環境が厳しさを増す中、路線網の維持に向けて競合2社が協調に踏み切る。
ダイヤの調整は独禁法に抵触する恐れがあり、これまで各社は独自の判断で運航時間を決めていた。その結果、複数の航空会社が同一路線で同じ時間帯にダイヤを組むケースが多かった。しかし、今年5月に国土交通省の有識者会議がまとめた報告書で、一定の条件を満たせば独禁法に触れないとの見解が示されていた。
〔写真説明〕駐機する全日本空輸(ANA、左)と日本航空(JAL)の垂直尾翼に描かれたロゴマーク=東京・羽田空港
2026年08月17日 17時19分