
18日の東京債券市場で、長期金利の指標となる新発10年物国債の流通利回りが一時、2.945%に上昇(債券価格は下落)した。前日比0.025%の上昇で、日本相互証券によると1996年10月以来、約30年ぶりの高水準。17日に続き、連日で水準を切り上げている。
中東情勢の混迷を背景とした原油価格の上昇を受け、世界的に金利上昇圧力が強まっている。また、物価の上振れ懸念から日銀の早期利上げ観測が広がっていることや、高市政権が財政拡張路線を維持していることも、日本の国債を売る動きにつながっている。
市場では「国債を積極的に買う要因が特段、見当たらず、長期金利は3%台まで上昇することも視野に入ってきた」(国内証券)との声が出ている。
〔写真説明〕一時、2.945%に上昇した長期金利を示すモニター=18日午前、東京都中央区
2026年08月18日 10時02分