
日銀が26日発表した7月の企業向けサービス価格指数(速報値、2020年平均=100)は、タンカーなどの外航貨物輸送が前年同月比67.4%上昇の259.5となり、過去最高を更新した。中東情勢の混迷を受け、ホルムズ海峡を通らない代替ルートへの切り替えでコストが膨らんだ。
指数は企業間で取引されるサービスの価格の動きを示す。全体では3.6%上昇の115.1だった。調査対象の146品目中、価格上昇は118品目、下落は16品目だった。
このほかの項目では、国際航空旅客輸送が燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の値上がりなどで21.1%上昇した。日銀は「不確実性が高い局面だが、中東情勢の影響も含めた海運、国際商品市況の動向などを注視していく」としている。
〔写真説明〕千葉県袖ケ浦市沖の京葉シーバースに係留された石油タンカー=7月22日(AFP時事)
2026年08月26日 12時51分