
熊本地震の被災地を応援しようと、ファミリーマート(東京)は25日、熊本県内の約190店舗限定で冷やし中華など麺類の割引キャンペーンを始めた。「震災からの復興を『食』の力で応援したい」(広報)と取り組む。家電量販店のエディオンも県内の直営店で家電製品を値引き。生活の再建を後押しする。
ファミマは「がんばろう熊本応援キャンペーン」と銘打ち、まずは31日まで冷やし麺や温かい麺などを50円引きで販売する。9月から約1カ月間は、一部のお弁当のご飯を20%増量して提供する。今後は全国で熊本県の食材やご当地メニューを販売する「熊本応援フェア」を実施予定で、売り上げの一部は被災地域の自治体などに寄付する。
エディオンは、地震による住宅の倒壊などで家電製品が壊れたケースに対応。県内の直営店4店舗で家電製品などを購入する場合、「罹災(りさい)証明書」の提示があれば、店頭販売価格から10%割り引いている。来年2月末まで実施する。
熊本の食材を食べて応援する動きも出ている。食品宅配大手のオイシックスは、先月30日から寄付金付きの商品の販売を開始。ニンジンや阿蘇の牛乳を使ったメロンパンなど、熊本県にゆかりのある商品に加え、レトルトカレーといった定番品含む約80品目を対象にした。
寄付金は1商品当たり50円で、オイシックスも同額を寄付する。同社は、2016年に発生した熊本地震や24年の能登半島地震の際にも同様の支援を実施しており、「日常の食事や買い物を無理のない支援活動へつなげ、被災地に持続的な貢献を行っていきたい」(広報室)と話した。
【時事通信社】
〔写真説明〕割引キャンペーンが始まった冷やし麺などが並ぶ熊本県内のファミリーマート店内(同社提供)
2026年08月26日 07時04分