
【ワシントン時事】米石油大手シェブロンが南米ベネズエラでの操業拡大を発表する見通しだ。米当局者が1日、記者団に明らかにした。ライト米エネルギー長官とシェブロン幹部がベネズエラを訪問し、同国側と2日に最終合意に至る見込みという。
シェブロンはベネズエラで操業する唯一の石油大手企業で、ベネズエラ国営石油会社と合弁事業を手掛けている。同国は世界最大規模の原油埋蔵量を誇るものの、インフラ老朽化によって産油量は低迷。原油生産には多額の投資が必要とされる。
米当局者はシェブロンの事業拡大で「生産能力が向上する」と指摘。ロシアや中国の企業が管理していた油田などを巡り、ベネズエラの実業家が支配する石油企業が長期の採掘権を獲得したことにも言及し、「好機だ」と強調した。この採掘権獲得に伴い、米政府も石油の一部を原価で購入する権利を得た。
〔写真説明〕米石油大手シェブロンの看板(AFP時事)
2026年09月02日 13時16分