
【ニューヨーク時事】5日のニューヨーク株式相場は、米中間選挙の結果を受け、人工知能(AI)関連の開発規制強化が進む懸念から急反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比1833.06ドル(3.4%)安の5万1523.06ドルで終了。トランプ米政権の各国への相互関税発表により急落した2025年4月4日以来の下げ幅を記録した。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は1421.51ポイント(5.5%)安の2万4315.00で引けた。26年4月以来の安値で、米メディアによると、指数を構成する銘柄の時価総額は2.5兆ドル(約390兆円)減少し、1日の減少額としては過去最大になったという。
この日は序盤からほぼ全業種が下落。ダウを構成する30銘柄は全てマイナスとなり、特に半導体やソフトウエア、AI関連銘柄が激しく売られた。中間選挙では民主党が上下院の支配権を奪還し、データセンター開発の計画が多い州の知事選でも勝利。AI関連のインフラ整備が停滞する懸念が売り材料となった。
ただ、日系証券筋からは「AI需要自体がなくなったわけではない。時期は遅れるがAI関連の設備投資は進む」との指摘も出ている。
〔写真説明〕ニューヨーク証券取引所=10月16日、米ニューヨーク(EPA時事)
2026年11月06日 08時13分