
厚生労働省が6日発表した9月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)によると、名目賃金から物価変動の影響を差し引いた実質賃金は前年同月比2.2%増と、9カ月連続でプラスを記録した。春闘による賃上げで基本給が増えていることに加え、物価上昇率が前年に比べて鈍化していることが寄与した。
実質賃金が9カ月連続でプラスとなるのは、12カ月連続増を記録した2016年2月~17年1月以来。基本給や残業代を合わせた現金給与総額(名目賃金)は、4.6%増の31万1409円。このうち、基本給を中心とする所定内給与は3.7%増の27万9182円で、9カ月連続で3%以上の伸びを記録した。
〔写真説明〕東京・銀座の通りを歩く人たち(資料写真、AFP時事)
2026年11月06日 09時38分