理数科目、女子に依然苦手意識=国語は男子の成績上回る―全国学テ



全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の分析結果では、昨年度に引き続き男女別の集計も公表された。算数・数学の平均正答率に大きな男女差はなかったが、理数系の科目を「好き」「得意」と感じている女子の割合は男子より少なく、苦手意識があることがうかがわれた。

今年度の分析結果によると、国語の平均正答率は小中いずれも女子の方が高く、男子を7.5~7.9ポイント上回った。国語の勉強が好きか、得意か、授業がよく分かるかを尋ねる質問調査それぞれに「当てはまる」と答えた割合も、小中で女子の方が高かった。

算数・数学や中3の英語では、平均正答率やスコアに大きな男女差は見られなかった。ただ、算数・数学や理科について、好きか得意かなどを尋ねた質問に「当てはまる」と答えた割合は、小中とも女子が男子を下回った。

成績と関係なく、女子が理数系科目に苦手意識を持つ傾向は昨年度調査でも見られた。育った環境や経験などによって生じる「アンコンシャス・バイアス」(無意識の偏見や思い込み)の影響が指摘されている。

女性の理数系人材不足の遠因となっている可能性もあり、文部科学省は女子中高生が女性研究者と交流できる機会を増やすなどして、バイアスの解消を目指す方針だ。

〔写真説明〕2026年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)で、中学3年向けに出題された数学の問題文の一部(文部科学省提供)

2026年08月04日 08時27分


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