
千葉県を襲った記録的な大雨で、県災害対策本部は15日、午後1時半時点で県内92カ所の避難所に463人が身を寄せていると発表した。いすみ市の用水路で新たに70代男性が発見され、死亡が確認されたことも判明。死者は計9人となった。ほかに男性1人が行方不明になっている。
住宅被害は全壊1棟、半壊23棟、一部破損49棟のほか、床上浸水597棟、床下浸水490棟。大規模な冠水が続く市原市や大網白里市などでは調査が進んでおらず、住宅被害はさらに増える可能性がある。
ほかに死亡が確認されたのは、柏市で屋根まで水没した軽乗用車の中にいた70代の女性や、千葉市中央区のアンダーパスで水没した車内にいた40代男性ら。行方不明の男性は、千葉市若葉区で他の人の救助活動中に連絡が取れなくなった。
冠水した道路に乗り捨てられた放置車両の撤去も難航している。県によると、県管理の国道と県道に215台が放置され、移動できたのは132台にとどまる。残る83台は路肩に寄せる場所がなく、緊急車両の通行に支障が出ている箇所があるという。
〔写真説明〕大雨の影響で壊れた道路=14日、千葉県佐倉市(AFP時事)
2026年08月15日 23時18分