「ただただ尊敬」「震えた」=不斉合成の研究者ら祝福―ノーベル賞



東京理科大の※(石ヘンに夾)合憲三名誉教授(76)のノーベル化学賞受賞が決まった7日、同じ不斉合成の研究者らから祝福の声が上がった。

大阪大産業科学研究所の鈴木健之准教授は「※合先生の分野はかなり独創的。ただただ尊敬している先生の一人」と笑顔。大阪公立大の神川憲教授は「野依良治先生と同じ『不斉』のフィールドで新たにノーベル賞が授与されたのは、とても喜ばしいし驚きでもある」と話した。

京大工学研究科の杉野目道紀教授は「地球や物質の起源に何かつながりがあるだろうと、いろいろな分野の人の興味を引き、研究を誘発した。科学全体にインスピレーションを与える点で非常に重要だ」と強調。※合氏について「とにかく研究が趣味の方。化学研究に生きている」とし、学生らの質問に丁寧に答える気さくな人柄だと述べた。

名古屋大大学院工学研究科の石原一彰教授は「懇意にさせてもらっていたこともあり、震える気持ち。最近のノーベル化学賞は応用にスポットが当たっていた印象だが、基礎研究にもスポットが当たりうれしく感じる」と祝福。8月末に東京理科大神楽坂キャンパスで開かれたシンポジウムで会ったばかりといい、「質問をするなどさらに研究を進めていく意欲がいまだあり、励まされた。強い信念を持って研究を続けている」と語った。

〔写真説明〕ノーベル化学賞受賞が決まり、記者会見する東京理科大のそあい憲三名誉教授=7日、東京都新宿区

2026年10月08日 11時01分


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