
フィギュアスケートのペアでミラノ・コルティナ五輪金メダルの「りくりゅう」こと三浦璃来さんと木原龍一さんが、自らプロデュースしたアイスショー「THE
DESTINY」を終えた。ペアとアイスダンス限定の珍しいショー。さまざまな工夫が凝らされた。
競技会と同じ国際規格のリンクを使用し、選手はダイナミックな技を制限なく披露。新シーズンを控える現役選手の演技に影響が出ないようにする配慮でもあった。
従来のアイスショーでは照明が落とされるが、明るめに設定。ペアで男性が女性を投げるスロージャンプを行う動線には常に照明が当てられた。
出演者からも好評で、木原さんは「『このショーは楽しくてしょうがない』という言葉を何度も皆さんからいただけてうれしかった」と話した。
五輪で時の人となったりくりゅうの注目度は依然として高く、4公演は全て完売。合計1万8000人を動員した。初めて見る人も楽しめるようにペア、アイスダンスそれぞれの技を、競技会で行われる6分間練習になぞらえて実演で紹介する演目も画期的だった。
かつて日本の競技会ではカップル種目の時間帯に空席が目立っていたが、時代は変わった。この公演を成功させたことは、カップル種目の可能性を広げるきっかけにもなりそうだ。三浦さんは「これからもいろいろな形で魅力を伝えていければ」と意欲的に語った。
【時事通信社】
〔写真説明〕自らプロデュースしたアイスショーで演技する「りくりゅう」こと三浦璃来さん(上)と木原龍一さん=7月31日、東京辰巳アイスアリーナ(C)THE
DESTINY
2026年08月15日 07時07分