
横浜の主将、小野は好機を逃さなかった。五回の打席は、チームが今大会で初めて先制を許した直後。「自分が何とか1点を入れて、チームを勢いに乗せられたら」と発奮した。1死二塁から低めのカーブにうまく合わせて同点二塁打。逆転に成功した六回は、貴重な2点二塁打を放って霞ケ浦を突き放した。
3安打3打点。打率は驚異の5割に乗った。「いつ崩れるのか分からないのが打撃」と浮かれることはなく、日々の素振りから丁寧な姿勢を貫いていることが好調の要因だ。
チームは2度リードを許しても、落ち着いた試合運びで8強入り。「ここまで来たら、相手どうこうではなく、自分たちがしっかり戦う準備をするだけ」。目標の頂点に向け、リードオフマンが打線をけん引していく。
【時事通信社】
〔写真説明〕5回表横浜1死二塁、小野が同点の適時二塁打を放つ=16日、甲子園
2026年08月16日 18時23分