
J1初昇格で奮闘を続ける水戸が、また粘りを見せた。アウェーの地で試合終盤に追い付き、第2節から続く無敗を5に伸ばした。
王者鹿島を相手にした「茨城ダービー」で、番狂わせを起こした前節から中2日。体力的にも精神的にも厳しい試合になることは予想していた。気持ちの張りが緩んで体も重く、前半は連敗脱出に燃える福岡に球際で上回られた。気持ちを引き締めて臨んだ後半も、始まってすぐに均衡を破られた。
それでも追加点を許さず、チャンスを逃さなかった。後半41分、FKをDF木本が頭で押し込み、土壇場で同点。木本は「こういう試合はセットプレーで勝負が決まる、と試合前にみんなで話していた。本当に次につながる」と胸を張った。
気持ちを切らさず、手にした勝ち点1。樹森監督は「こういうゲームも長いシーズンではあると思っている。次につながる」と明るく振り返った。厳しい戦いが予想されたJ1の舞台で、上々の戦いを続けている。
【時事通信社】
〔写真説明〕前半、攻め込む水戸の鳥海(左端)=5日、福岡・ベスト電器スタジアム
2026年09月06日 00時30分