【ロンドン時事】国際オリンピック委員会(IOC)は28日、スイスのローザンヌで開いた理事会で、ウクライナに侵攻を続けるロシアとベラルーシの選手について、個人資格で自国を代表しない「中立」の立場など条件付きで国際大会参加を認めるよう、国際競技連盟(IF)と大会主催者に勧告することを決めた。
軍所属や侵攻を積極的に支持する選手、団体競技での参加は認めない。2024年パリ五輪、26年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪への参加可否は決定を保留。IOCが勧告後の状況を監視した上で「適切な時期」に判断するとした。
【時事通信社】
〔写真説明〕IOC理事会でのバッハ会長=28日、スイス・ローザンヌ(AFP時事)
2023年03月29日 07時20分