36歳井岡、王座奪還ならず=マルティネスに連敗―ボクシング世界戦



世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級タイトルマッチは11日、東京・大田区総合体育館で行われ、同級前王者で36歳の井岡一翔(志成)は王者フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)との再戦で0―3の判定負けを喫し、王座奪還はならなかった。

序盤から王者の圧力に押され続け、10回に左フックでダウンを奪い攻勢に転じたが、そこまでのポイント差を挽回できなかった。

井岡はWBA王者だった昨年7月、国際ボクシング連盟(IBF)のチャンピオンだったマルティネスとの2団体統一戦で敗れ、王座から陥落。昨年末に再戦する予定だったが、マルティネスのインフルエンザ感染で直前に中止となり、その試合が再び組まれた。

井岡はプロ初の連敗で、戦績が31勝(16KO)4敗1分けとなった。マルティネスは18戦全勝(9KO)。日本男子の現役世界王者は7人のまま。

【時事通信社】 〔写真説明〕王者マルティネスに敗れた挑戦者の井岡一翔(手前左)=11日、東京・大田区総合体育館 〔写真説明〕WBAスーパーフライ級タイトルマッチの3回、打ち合う井岡一翔(右)とマルティネス=11日、東京・大田区総合体育館 〔写真説明〕WBAスーパーフライ級タイトルマッチの1回、マルティネス(左)を攻める井岡一翔=11日、東京・大田区総合体育館

2025年05月12日 13時14分


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