携帯3社増収、値上げも寄与=ドコモは減益―26年3月期



NTTドコモなど携帯電話大手3社の2026年3月期連結業績予想(国際会計基準)が14日、出そろった。携帯料金の引き上げなどで3社とも増収を見込む。ただ、ドコモは販売促進費用がかさんで減益となる見通しだ。

ドコモは、法人事業の伸長により増収を見込んでいる。顧客単価の引き上げにつながる6月導入の新料金プランも一定程度寄与するが、顧客基盤の強化に向けた販促費投入の影響が表れる。

KDDIは携帯事業について、値上げなどにより、営業利益ベースで約300億円のプラス効果を見込む。

ソフトバンクは増収の要因について、回線契約の増加や金融事業の伸長と説明している。同社の宮川潤一社長は「価格の見直しが必要なタイミングだ」と述べたものの、具体的な値上げ幅や時期に関しては明言を避けた。

【時事通信社】

2025年05月15日 08時06分

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