対インド民間投資10兆円=安保宣言改定、29日首脳会談



石破茂首相は29日に会談するインドのモディ首相に対し、今後10年間で10兆円の民間投資を目指すと伝える方向で調整に入った。安全保障協力に関する共同宣言を17年ぶりに改定し、重要鉱物や人工知能(AI)に関する新たな協力枠組み「経済安保イニシアチブ」創設でも一致する見通しだ。複数の関係者が26日明らかにした。

モディ氏の来日は29~30日の予定。首脳が相互訪問する「シャトル外交」の一環で、2023年5月以来となる。

インドへの民間投資を巡っては、22年に当時の岸田文雄首相が5年間で5兆円を投じると表明。石破氏は新たな目標を掲げて日本企業のさらなる投資を促しつつ、インドの経済成長を取り込みたい考えだ。

【時事通信社】 〔写真説明〕閣議に臨む石破茂首相(中央)ら=26日、首相官邸

2025年08月26日 18時03分


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