4月実質賃金、4カ月連続プラス=1.9%増、物価上昇鈍化―厚労省



厚生労働省が5日発表した4月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)によると、名目賃金から物価変動の影響を差し引いた実質賃金は前年同月比1.9%増で、4カ月連続プラスとなった。名目賃金の伸びに加え、政府のガソリン補助金などにより物価上昇率が鈍化したことが寄与した。

実質賃金の算出に用いる消費者物価指数(持ち家の帰属家賃を除く総合)の上昇率は1.5%と、前年4月の4.1%に比べて大幅に鈍化。ガソリン暫定税率の廃止に加え、中東情勢悪化に伴い再開したガソリン補助金などで押し下げられた。

基本給や残業代などを合わせた現金給与総額(名目賃金)は3.5%増の31万2425円で、3カ月連続で3%以上のプラスを維持。このうち基本給を中心とする所定内給与は3.4%増の27万7916円だった。

【時事通信社】 〔写真説明〕JR東京駅前の横断歩道を行き交う通勤客ら(資料写真)

2026年06月05日 09時21分


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