上場企業、純利益64%増=AI、半導体需要強く―4~6月期



上場企業の2026年4~6月期決算が14日までにほぼ出そろった。純利益は前年同期比64.0%増の19兆8690億円。人工知能(AI)や半導体需要が引き続き旺盛で、円安進行や米関税政策の影響緩和も好業績につながった。27年3月期も2桁増益が見込まれる。

SMBC日興証券が、東証株価指数(TOPIX)採用の3月期決算企業1113社のうち、13日時点で決算発表済みの1084社(開示率97.4%)の実績を集計した。

業種別の純利益は、AI、半導体需要の恩恵を受ける電気機器が96.5%の大幅増。輸送用機器は米高関税政策の影響を受けた前期の反動や円安効果で92.3%増となった。日銀の利上げを背景に銀行業も41.1%増と堅調だった。

一方、中東情勢の悪化に伴う原油高の影響で、空運業は50.5%減、鉱業は57.5%減だった。

通期の純利益予想は前期比13.3%増の65兆5090億円。イラン情勢は年度内に収束しないとの見方が大勢となる中でも、円安進行を背景に業績予想を上方修正した企業が多かったという。

SMBC日興証券の武田信洋株式ストラテジストは、「市場目線では20%増益が見込まれており、26年度業績は好調になりそうだ」との見方を示した。

2026年08月15日 07時05分

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