
日銀の高田創審議委員は2日、札幌市で記者会見し、利上げについて「2025年までは年2回のペースだったが、26年は局面が変わって新たなレジーム(枠組み)になった」との認識を示した。「年2回の利上げが必ずしも決まっているものではない」とも語り、「結果として連続になることも一般論としてあり得る」と言及。利上げペースが加速する可能性を示唆した。
長期金利の上昇に関しては、中東情勢悪化によるインフレなどで世界的に上がりやすい環境にあるとした上で、「よく注視しながら環境をフォローしたい」と強調した。日銀は、長期金利が急激に上がる例外的な状況では、国債買い入れを機動的に増額する方針。ただ、高田氏は、債券市場の機能が回復してきていることに触れ、「例外的状況に今すぐ当たるものではない」と説明した。
〔写真説明〕記者会見する日銀の高田創審議委員=2日午後、札幌市
2026年09月02日 17時36分