趣里、「ほかげ」の撮影「濃密な時間だった」 「ブギウギ」のヒロインとは「一見、対照的だけど…」



俳優の趣里が25日、東京都内で行われた主演映画「ほかげ」(塚本晋也監督)の公開記念舞台あいさつにキャストの森山未來らと共に出席した。

塚本監督が民衆の目線で「戦争」を描いた今作で“居酒屋の女”を演じた趣里。「憧れの塚本監督の映画に出演できて、本当にうれしいです」と笑みを浮かべ、「(撮影は)本当に濃密な時間でした」と振り返った。

趣里は放送中のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」で、戦前から戦後を生き抜くヒロイン鈴子を熱演している。この日は「(2作品で)同じ時代を生きた女性を演じて感じたことは?」との質問を受け、「(両作の主人公は)一見、すごく対照的だけど、戦争が残したことに苦しめられて、『それでも生きていくんだ』といった一本の筋みたいなものは一緒だなと思った」とコメントした。

また、「ブギウギ」の撮影現場で「スタッフさんに『時代が一緒だね』みたいなことを言われた」とも明かし、「常に『ほかげ』と共に過ごしている感覚でした。何だか、いろいろな人物が自分の中にいますね」と思いを続けた。 〔写真説明〕映画「ほかげ」の公開記念舞台あいさつに出席した趣里=25日、東京 〔写真説明〕映画「ほかげ」の公開記念舞台あいさつで撮影に応じる出演者ら=25日、東京 〔写真説明〕舞台あいさつに登場した趣里=25日、東京

2023年11月25日 18時30分


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